投稿日:2025年02月06日(木)
サ高住ご入居中の方。CM様よりご相談の連絡がありました。
車椅子からのずり落ちがあり安全のため拘束ベルトを試してみたいとのことでした。
早速見せて頂くため訪問。
お手持ちのウレタンクッションが座面より大きく前がたわんでいる状態で
本人の座位も浅く前側にチョンと座っておられる状態でした。
応急処置だったかもしれませんが、もう一つ持っておられたアンカータイプの
クッションに変更。
ご本人もプッシュする力はおありになるで、自力で奥に座り直しが可能でした。
足元の高さと、肘高調整、背張りに少し余裕をもたせれば、
ご本人も楽な姿勢での座位を保持することができました。
テーブル高も合わせて、今まで食事も取りにくかったそうですが、
首が伸びる事で嚥下がスムーズに進みます。
CM様に報告したところ
『ケアスタッフが大勢いる中、最終手段は拘束ベルトしかないと思いましたが、
座位をきちんとする事で、安楽に座れる事ができるんですね』
と、感謝のお言葉をいただきました。
数日後、姿勢が保てることで座位の時間が増え、本人も楽になられた様子を
伺うことができました。